Skip to main content

【レポート】ワイン&グルメ ジャパン2023

こんにちは、スペインワインと食協会の加藤です。

あっという間の3日間でした!それは4月12日から14日に東京ビックサイトにて開催されたワイン&グルメ ジャパンです。

ワイン&グルメ ジャパンは、2023年初開催の「ISM Japan」とファベックス(主催: 日本食糧新聞社)との同時開催でした。また「デザート・スイーツ&ベーカリー展」、「食品&飲料OEMマッチングEXPO 」、「プレミアムフードショー」、「麺産業展」とのタイアップです。

・活気が溢れる展示会

来場者数が初日から対前年比136%を超え、さらに二日目は142%を超え(最終日は分かり次第に追記します)、35160人の来場者数です。この時点で2022年の3日分に近い状態ということで、数字からも盛況ぶりが伝わるでしょうか。

スペインワインと食協会では、スペイン産オリーブオイルパビリオンにフォーカスし、スペインワインエリアもレポートします。

 

・スペイン産オリーブオイルブース

今回のスペイン産オリーブオイルパビリオンは、AOE (Spanish Olive Oil Interprofessional スペイン産オリーブオイル専門職 連携非営利団体) の「OLIVE OILS FROM SPAIN キャンペーン」として展開されたうちの一つ。3月に開催された「FOODEX JAPAN 2023」への出展 、東京・大阪での「プロ向けセミナー&テイスティング」から続いています。オリーブオイルの品質・生産・輸出において世界を牽引するスペインが、業界のプロフェッショナルに スペイン産オリーブオイルの魅力を最大限に紹介するために展開しています。

・オリーブオイルライブラリー

「スペイン産オリーブオイル」は、品種、生産地や生産者の哲学により、同じ品種でも味わいがまったく違ってきます。それはまるでワインのように。

視覚からバラエティーの豊かさを教えてくれるスペースが「オリーブオイルライブラリー」です。50本以上のスペイン産ボトルがディスプレイされ、ボトルの色や形からその多様性が一目でわかるようにデザインされていました。

日本テイスター協会 http://www.oliveoiltaster.org/

インフォメーション横にある試食カウンターでは、スペイン産オリーブオイルの品種別テイスティングができます。オリーブオイルについてしっかりと学びを重ねてきた協会の皆さんが、サポートしてくださいます。オリーブオイルをあまりご存知ない方から詳しい方まで試飲をしていただきながら知識も得られる貴重なスペースでした。写真は佐藤ミーナさんと事務局の入夏ひろみさん。

・出展スタンド

生産者が1社と9つのインポーターが並びました。

〇出展インポーター or メーカー – 出品ブランド

·(合)アギラ – X37 Grados Norte

·ACEITES MAEVA (アセイテス・マエバ) – MAEVA

·(株)イスコ – IO, SURAT

·オー·リーブ·ジャパン(株) – NOVIEMBRE, ZAJARI, Las Manillas, Lucio 642

·OLIVINO – NOBLEZA DEL SUR

·(株)ジュントレーディング – Oh!, Cocina

·DE OLiVA – SUPREMO, MORELLANA, LA LAGUNA

·(株)nakato – La Espanola, Villa Blanca, Hacienda Guzman

·(株)ユーロパス – Castillo de Canena

·(株)LA PASION – GRIFOLL OIL, CASITAS DE HUALDO, PALACIO DE LOS OLIVOS

(社名五十音順)

·(合)アギラ – X37 Grados Norte

·ACEITES MAEVA (アセイテス・マエバ) – MAEVA

·(株)イスコ – IO, SURAT

·OLIVINO – NOBLEZA DEL SUR

·(株)ジュントレーディング – Oh!, Cocina

·オー·リーブ·ジャパン(株) – NOVIEMBRE, ZAJARI, Las Manillas, Lucio 642

·DE OLiVA – SUPREMO, MORELLANA, LA LAGUNA

·(株)nakato – La Espanola, Villa Blanca, Hacienda Guzman

·(株)ユーロパス – Castillo de Canena

·(株)LA PASION – GRIFOLL OIL, CASITAS DE HUALDO, PALACIO DE LOS OLIVOS

・スペインワイン

オリーブオイルパビリオンの向かいにスペインワインブースがあると実感できたのは、CAVAのコルクを抜栓する音が聞こえてきたときです。ワイングラスを何度も洗いに行くシーンが見られ、ワインの香りが漂ってくるので、盛況な様子がわかりました。

ブースをまわると、まだ日本未入荷のワインがこんなにもあるなんて!と嬉しくなります。これからもまだ私たちが味わったことのないスペインワインとの出会いがあるということですからね。今回のワインが無事に日本で楽しめるよう、日本の素晴らしいワインインポーターの方々とのご縁があることを心から願っています。

さてこのように賑わっていたワインとは、どんな生産者の、どんなワインだったのか。それは、わかりやすく説明が書かれた素敵なカタログがあるのでぜひご覧ください。

Wine & Gourmet Japan 2023 Spain Pavilion

このカタログはWine & Gourmet Japan 2023への各企業出展を促進しコーディネートした在マドリッド日西商業会議所(Cámara de Comercio Hispano-Japonesa)<http://www.camarajaponesa.es> が製作したものです。

ブースにスペインの生産者だけでも、英語やスペイン語ができる来場者は積極的にテイスティングをされています。素晴らしいワインは、言葉よりも人のつながりを産んでくれるのかもしれません。

WINE&GOURMET

Bodegas Martin Berdugo のアントニオ。特徴的なイラストが描かれたボトルに引き寄せられましたが、中身のワインがまた素敵でした。

WINE&GOURMET

Bodegas MEDORANO IRAZUのピラールと、今回は通訳でいらしていた高橋里英さん。ワインの味わいだけでなく生産者の想いをしっかり届けたいという気持ちが伝わるような通訳のおかげで、印象的な数本に出会えました。

WINE&GOURMET

スペインワインのブースに(株)アケヒ 明比淑子さんが見え、駆け寄っていくと、テイスティングの途中にも関わらず快く撮影にご協力くださいました。

WINE&GOURMET

日本テイスター協会の大澤詩保子さん。フーデックスから八芳園のセミナー&展示会、ワイン&グルメまでを迅速に強力なパワーで担当してくださったソペクサの松井さんと菊池さん。同じく日本テイスター協会の数野りかさんは「食卓Labo 88」のオーナーでもあります。

 

WINE&GOURMET

日本テイスター協会の佐藤ミーナさんと、同じ協会に加え、イタリアオリーブオイルソムリエ協会認定AISO、イタリア政府認定ONAOOと取得されいる真島香織さん。

スペイン大使館 モンセラット・カラスコさん、カテリナ・オブレゴンさん方。日本語なしの会話でしたが、オリーブオイルのテイスティングをし、私のカタコトスペイン語にとても熱心に耳を傾けてくださいました。

在日イタリア商工会議所(iccj)のアレッシオ・プロコピオさん。JOOPオリーブオイルコンテストでは、スペイン産オリーブオイルの受賞もあります。Japan Olice Oil Prize(JOOP):世界中からエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)がエントリーする国際オリーブオイル品評会。

スペインワインと食協会の発足前に出会ったミゲルさんは、日西商工会議所CCHJ代表です。今回は来日されておらず、代わりにアレハンドロ バミエスさんが毎日、現場にいらしていました。

ワイン王国特別企画セミナー初日のトップバッター講師は、「ワインと料理 ペアリングの楽しみ方」著者、ペアリングマイスター®の森上 久生 さん。受講の方々が開始前に並ぶ行列を目撃しました。森上さんのFB投稿を拝見すると、業界で著名な方々も参加されていたことがわかります。

(株)ベンディミアの竹中さん、アカデミー・デュ・バン講師の森本先生

・まとめ

来場者の皆さんに加え、出展者の皆さんも、この3日間でコロナ以前のような活気を感じられたのではないでしょうか。試飲、試食ができること、人が多くて距離も近くなるような場面も少なくない。以前の当たり前だった風景をそこにみて取れました。

ワイン&グルメ ジャパンで3日間過ごし、スペインワインとスペイン食、スペイン産オリーブオイルがつなげる世界の素晴らしさをリアルに体験できたこと。それはスペインワインと食協会としても業界の発展につながる動きをしていきたいと、その思いはますます強くなっています。

スペイン産オリーブオイルインポーターがスペインワインブース試飲していました。

オリーブオイルインポーター同士でテイスティングしているところです。

ミリオン商事 ワインのソムリエである本間さんと吉川さん。お二人ともオリーブオイルにおいても流石の表現力で、思わずメモしてしまうコメントをいただきました。

テイスティングしながら、生産者が話すスペイン語を訳してくださったSacrstía(サクリスティア)の堀池マキさん。

・スペイン産オリーブオイル インポーター

スペイン産オリーブオイルパビリオンの場所が会場のかなり端にあったため、大通りのように常に賑わっているのではなく、静かな瞬間もありました。インポーターの皆さんは、そんなタイミングも無駄にしないよう自ら付近をまわったり、日頃できない仕事を仕上げたりしていました。来場者の方に、より丁寧に説明する時間をもてたり、他社のオリーブオイルをテイスティングしたりできたことも意味があったはずです。

同業者で「もっとスペイン産を盛り上げていきたいね」、「フランス展やイタリア展はよくあるけれど、スペイン展が多くないから、だったら自分たちで何かフェスを企画しようよ!」などと今後につながることを話せたことも、私にとって今までにない貴重な機会でした。また個人的に憧れの先輩から輸入業のエピソードなどをお話しいただけたことも忘れられません。

ポルトガルワインや食材が揃う大人気のショップ「メルカートポルトガル」のオーナーソムリエ 毛利宏乃さん

WINE&GOURMET

インスタで拝見していた、スペイン産アーモンドが大好きなナッツ子さんも駆けつけてくださって初めてお会いできました。

WINE&GOURMET

レストランやホテルを中心に広報・企画・プロデュース。出張料理やレシピ開発にも携わり、公私で料理三昧。「晴れとけ美食」代表の松田美穂さん。

ドイツ語通訳から、ドイツ食材やドイツパン関連の著者も手がける、ドイツといえば!の、エルフェンの森本智子さん。

・最後に

AOE (Spanish Olive Oil Interprofessional スペイン産オリーブオイル専門職 連携非営利団体) のご縁により、展示会の底力を体験できるような機会をいただき、心から感謝しています。それはスペイン産オリーブオイルをつうじての多くの新しい出会いと再会の嵐から、これまで以上に今後の可能性を考えることができたからです。

「私が伝えなかったら、この味は日本で知られることがない。だったら私が!」というスタートでした。しかしその後、油業界においてのスペイン産オイルのマーケットを知ってくたび自社のものだけでなく「スペイン産オリーブオイル」の存在感を日本で知ってもらわなければ。という、勝手な使命感が湧いて走り続けています。その想いから当協会でも自社以外のスペイン産オリーブオイルをご紹介し続けてきました。

今回、同じ温度で考えているインポーターの方々を知れたことは、これまでの大変だったことを忘れてしまうほど、「スペイン産オリーブオイルインポーターを継続してきて本当に良かった」と思える瞬間でした。

スペイン産オリーブオイルがくれたご縁は、計り知れません。来場者の方々、同業者の方々、スペインワイン関係の方々、エージェンシーのソペクサジャパン菊池さんチームの皆さん、主催のAOEの方々、一連のきっかけをくださったテイスター協会の方々。

日本でもっとスペイン産オリーブオイルを食べてもらえるよう、オリーブオイルに関わる方々と共に私も動いていきます。

スペインワインと食協会 加藤智子

福岡県生まれ。1997年より「食」の世界において、調理師、パテシェ、サービス、コーディネイト、企画、広報、PRまで幅広く経験。2009年スペイン産オリーブオイルに一目惚れし「食で毎日をもっと嬉しく、人生をもっと楽しく」をテーマにLA PASION(ラパシオン)設立。2011 年「スペインワインと食協会」設立。スペイン食品の輸入・販売、オリーブオイルティスティング講師、PR、編集、執筆を行う。JOSAオリーブオイルソムリエ、調理師。

Share