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【レポート】火山の恵みと黒さつま鶏の饗宴!初来日ビニャティゴとの極上ペアリングディナーCena de maridaje con Bodegas Viñátigo en Yakitori Musubi: Un banquete con la bendición de los volcanes: El vino de Tenerife y el pollo negro Satsuma

Tomoko Kato    Tokyo    5  July ,2024

 

6月25日(火)、スペインワインと食協会後援による今年最初のワインメーカーズディナーが開催されました。今回の主役は鹿児島県産の黒さつま鶏と、スペインのテネリフェ島から初めて日本に来たワイン「ビニャティゴ」です。

火山の恵みを受けたこのワインと、風味豊かな黒さつま鶏の組み合わせは、まさに極上のペアリングでした。

ディナーでは、やきとり結火の職人が手掛ける鶏懐石料理が提供され、最初から出会う運命だったのかのような相性で、一品一品にビニャティゴが見事にマッチしていきます。ワインの繊細な香りと、鶏肉の香しいジューシーさが互いを引き立てるからです。ゲストたちは「和食とこんなにぴったり寄り添うなんて」、「こんなにまで素晴らしいと思わなかった」と、至福の時間を過ごしましたようです。また、ビニャティゴの生産者によるトークや、ソムリエからワインに合わせたメニューの説明もあり、ワインの魅力についてその場で体験しながら学ぶことができました。

この記事を読むことで、黒さつま鶏とビニャティゴのペアリングによる無限の可能性を知ることができるだけでなく、次回のディナーイベントへの期待も高まるでしょう。料理とワインの絶妙なハーモニーを体験し、食の新たな可能性を探るヒントを得ることができます。

ディナーとワインの詳細なレポートはこちらから

【レポート】黒さつま鶏と火山のワインが織りなす至福のひととき:ビニャティゴ・メーカーズディナーCENA DE MARIDAJE CON BODEGAS VIÑÁTIGO EN YAKITORI MUSUBI: UN BANQUETE CON LA BENDICIÓN DE LOS VOLCANES: EL VINO DE TENERIFE Y EL POLLO NEGRO SATSUMA

 

一夜限りの特別なディナー

先日、東京の名店「やきとり結火(むすび)」にて、カナリア諸島テネリフェ島のワイナリー「ボデガス·ビニャティゴ」の醸造家ファミリーを迎えた特別なメーカーズディナーが開催されました。このイベントはビニャティゴの輸入元であるSARA CORPORATIONが主催し、スペインワインと食の愛好家たちが集いました。

カナリア諸島とそのワイン

カナリア諸島は、スペインおよびヨーロッパ最南端に位置し、大西洋に浮かぶ7つの火山島で構成されています。この諸島は独特の地理的条件と歴史を持ち、世界でも類を見ない驚きのブドウ畑と固有品種の宝庫です。テネリフェ島の「ボデガス·ビニャティゴ」は、こうした素晴らしい環境を生かして、独自のブドウ栽培とワイン醸造を行っています。

フアン・ヘスス・メンデス・シベリオ氏Juan Jesús Méndez Siverio(写真右)

ビニャティゴ創設者、メンデス家四代目として先祖から古木のブドウ畑を受け継ぐ。カナリア諸島独自のブドウ栽培と、科学的な知識を融合させ、島の土着品種を絶滅の危機から救ったことで世界的に高く評価されている。DOP イスラス・カナリアス会長

ホルヘ・メンデス・ディアス氏(写真左)

メンデス家5代目。アルゼンチン、チリ、ブルゴーニュなど様々な地域でワイン造りの研鑽を積む。バスク・クリナリー・センターの選出する「ガストロノミー界の若き才能100人 2024」の一人。将来を嘱望される若きヴィニュロン。

生産者の紹介

ビニャティゴの創設者であるフアン·ヘスス·メンデス·シベリオ氏、息子のホルヘ·メンデス·ディアス氏、工業化学の博士号を持ち、1998年から品質と研究開発を担当しているマリア·エレナ·バティスタ·エレーラ女史を主催(株)SARA CORPORATION代表の内海紗良さんがご紹介くださいました。ワイン業界ではすでに注目されておりますが、生産者は初来日です。東京以外でもプロモーションとイベントの際に、熱く歓迎されたそうです。この日も多くの方とお会いしているにも関わらず、19時からのイベント中にも疲れを見せることはありませんでした。

特別なディナーの詳細

一度は訪れたい次世代の名店と言われている「やきとり 結火」さんは、最寄駅からすぐのビル8階。店内に一歩踏み入れると、長いカウンターの奥には季節の生花が活けられ、振り返れば壁一面のガラス張り。夕暮れ時から夜になるタイミングはまるで景色がアートのよう。上質な椅子と心地よく食事できるよう高さを計算されたカウンターは、シンプルで洗練された空間なのに、席につくとほっとリラックスしてしまいます。

ディナーでは、これまでのやきとりの概念を吹っ飛ばしてしまうような鹿児島県産「黒さつま鶏」を使用したやきとりを中心としたコース料理です。前菜盛り合わせと〆の間には、12品の焼き物が登場します。素材の素晴らしさをさらに格上げする職人の腕。和と洋の調味料を巧みにつかい、ビニャティゴワインとのマリアージュを堪能できるよう、この日のために魅力的な仕立てで設計されていました。

【レポート】Vol.2の記事で、ワインとすべてのお料理の詳細をご紹介します。

参加した方々は、ワインと料理の絶妙なペアリングを楽しみながら、生産者からこの日に合わせられたワインがどんな存在であるのか、ワインに込められたストーリーやブドウ栽培に触れるはなしを聞くという貴重な体験ができました。

最後に

このディナーは、ビニャティゴワインのブームのきっかけとなり、今後ますますその魅力が広まることでしょう。ワインに詳しくない方から、ワインスクールに通うほどのワインラバーやワインのプロフェッショナルまでも、その品種や味わいに驚きっぱなしだったからです。

筆者も今回のメーカーズを通して、スペインワインと日本の食文化の素晴らしさを再確認できた一夜でした。というのも、ワインも鶏もかなり離れた場所で誕生します。しかし「火山」の特異な環境、生産者の哲学がそれぞれ活かされて生まれたものだからか、醸造家や職人が仕上げる手間暇のおかげなのか、初めて組み合わされた味わいとは思えないほどの相性、そしてクオリティだったからです。こういう出会いがあるのだな、と感動しました。

ご参加の方々にもすでに多くのリクエストをいただいておりまして、このような上質なスペインワインと食のイベントは今後もしっかり実現していきたいと改めて考えています。今後もワインと日本の食文化の素晴らしさが広まり、ますます多くの人々がその魅力を発見することを願っています。

 

記事で紹介したビニャティゴのワインの詳細はこちらからどうぞ

株式会社SARA CORPORATION HPとオンラインショップはこちらから

SARA CORPORATION 

 

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スペインワインと食協会は発足から13年目を迎えました。この間、ブレずに上質なスペインワインと食を通じて人々の日常をより良くするための活動を続けてこられたのも、関わってくださる皆さんのおかげです。スペインと東京で取材を行い、毎週ニュースレターを配信し、一流の講師を迎えたリアルイベント「スペインワインと食大学」も開催しています。

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スペインワインと食協会(日本事務局/(株)LA PASION加藤  スペインオフィス/原田)

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企業と一般の人々のプラットホームとなるオトナの学び場「スペインワインと食協会(=スペ食大学)」を開催しています。

多くの人に知られていない「スペインワインと食」を見る、聞く、味わう、体験と、五感を使い楽しみながら、その業界の一流講師による貴重な講義を体験できます。ここでしか得られないリアルイベントならではの仲間との出会いは一生の宝物です。

スペインワインと食大学運営 (日本事務局/(株)LA PASION加藤)

WEB:spainwinefood.org E-MAIL: info@spainwinefood.org

今年も「スペインワインと食」に関する情報を、日本とスペインから、イベントの告知も含めて発信してまいります。最新情報をいち早く知りたい方は、毎週金曜日に配信しているスペインワインと食協会のニュースレター「LOHASPAIN」をご活用いただけたら幸いです。無料購読はこちらから

スペインワインと食協会 加藤智子

福岡県生まれ。1997年より「食」業界にて、調理師、パテシェ、サービス、イベントコーディネイト、企画、広報、PRまで幅広く経験。2009年「食で毎日をもっと嬉しく、人生をもっと楽しく」をテーマにLA PASION(ラパシオン)設立。スペイン食品輸入、食育・テイスティング講師、執筆を通し、オリーブオイルのあるライフスタイルを発信している。JOSAオリーブオイルソムリエ。

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