【レポート2】エスパイ・プリオラート 2015 〜プリオラートの歴史〜
【Reportaje2】Espai Priorat 2015
【レポート1】プロローグに引き続き、「プリオラートの歴史」について、
エスパイ・プリオラートに参加された馬場 祐治氏のレポートをご紹介します。
★馬場 祐治氏・プロフィール 詳細はこちら。
㈱サンティール・田崎真也事務所ディレクター・田崎真也ワインサロン講師
2006年最優秀ベネンシアドール
1998年ポートワイン・ソムリエコンテスト優勝
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カルトゥジオ修道院エスカラ・デイ
12世紀、アルフォンソ1世はカタルーニャの地にカルトゥジオ会を造る為、
プロヴァンスから2人の修道士を派遣。
修道士が聖なる山と呼ばれるモンサンの辺りに訪れた際、その美しさに魅了され、
修道院をこの山の麓で創ろうと地を探した。
天使の現れる場所がある、と羊飼いから教わり、
ここに1194年エスカラ・デイ(天国への階段)と呼ばれるカルトゥジオ修道院を建設。
修道生活を始めた際に、ブドウを植え、醸造所も造り、ワイン造りも始めたのだ。
プリオラートが何故ガルナッチャやカリニェナなのかは、修道士たちがプロヴァンスから持ち込んだから。
カルトゥジオ修道院の領土(prior)である事からこの地をプリオラートと名付けられた。
【文】馬場 祐治
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バルセロナからミニバンに揺られること約二時間。
プリオラートに入った途端、山道ならではのもの凄いカーブに車酔いが続出。
ただ、車窓を流れる景色は、壮大かつ美しい。まさに辺境の地と言えるでしょう。
カルトゥジオ修道院エスカラ・デイに到着。
プリオラート特選原産地呼称統制委員会、
トニー会長の歓迎の挨拶の後、1974年ヴィンテージのガルナッチャで乾杯、垂直試飲。
興味深いプリオラートのワインの変化に会場が熱気に包まれました。
その後、グループに分かれそれぞれの村のホテルに生産者を迎え、
ワイン造りや思いについて、語り合いながら、彼らのワインを味わう特別な夕食。
1日目の夜は、Torres Priorat、Clos Galena、Costers Del Priorat、三社の生産者のプレゼンテーションの後、
彼らと語り合いながらそれぞれのワインをプリオラートの郷土料理と共にいただきました。
こうして、プリオラートの夜はゆっくりと更けていったのでした。
次回は、プリオラートのワインが一躍世界の注目を浴びることになった「第一改革」について
馬場 祐治氏のレポートからご紹介させていただきます。
【レポート3】エスパイ・プリオラート 2015 〜プリオラートの歴史「第一次改革」〜
【Reportaje3】Espai Priorat 2015
https://spainwinefood.org/espai-priorat-2015-3/
スペインワインと食協会 原田郁美
山口県出身。広告代理店でデザイナーとして勤務後、渡西。3年間のバルセロナ生活でスペインワインと食の魅力に取り憑かれ帰国後「日本とスペインをつなぐ架け橋」を目指し独立。2011年「スペインワインと食協会」設立。2012年に再び渡西。プリオラートでワインづくりとともに輸出サポート・ワインプロモーション全般、デザイン、執筆を行う。WSET ® Level 3 。Spanish Wine Specialist
@ikumiharada







