第7回スペインワインと食大学
〜世界が注目するラ・マンチャの醸造家エリアスと新しいスペインワインの世界を堪能する〜
@La Panza
“オトナの学び場”をテーマに、2016年春に開講したスペインワインと食大学。
多彩なテーマと講義を通して、“見て、聞いて、薫って、味わい、体感する”まさに五感で体感する内容が、スペインのワインと食をライブ感たっぷりに学べると大好評です。
第7回目のテーマは、全く新しい未来のスペインワインです。

10/28に銀座ラパンサさんで開催されたイベントを
協会ライターのマキさんがレポートしてくださいます。
私からは、今回の大学レポートは「人」にフォーカスし、
何回かに分けてお伝えします。
今回の講師は、世界的に権威あるイギリスのワイン雑誌「Decanter(2018年2月)」誌で、これからワインの世界でトレンドを築いていくスペインの若き10人の醸造家の1人に選ばれる実力派の醸造家エリアス・ロペス・モンテロ氏。
そんなエリアスが「長年温めてきた個人的な想いの強いプロジェクト」を実現したワイン、それが”ULTERIOR(ウルテリオール)”。

真ん中が醸造家エリアス・ロペス・モンテロ氏。

【Elías López Montero(エリアス・ロペス・モンテロ)】
マドリード、リオハでマスター取得。2002年、AALTO、2004年、南アフリカのディステル社で研鑽を積む。2005年、家族と共にトメジョーソにボデガス・ヴェルム設立、オーナー醸造家に。その後、アルゼンチン・パタゴニアでのワイン造りの他、2007年から温めてきた新プロジェクト「ウルテリオール」が、国内外で注目を集めている。「Decanter(2018年2月)」誌で、「これからトレンドを築いていく、スペインの若き10人の醸造家」の1人にも選ばれた。
今回の講師エリアス氏は、
ラマンチャのドンキホーテ以外のことや、
ウルテリオールワインの秘密について講義してくれました。

そんな特別なワインをお披露目した会場は、
銀座「アロセリア ラ パンサ」さん。

ラ パンサさんは、
予約の取れない人気店 代官山サルイアモールグループが立ち上げ、メディアや業界からも注目される銀座のレストラン。2019年ビブグルマン掲載。オーナーでソムリエのビクトル・ガルシアさんは、アカデミー・デュ・ヴァンで講師を務められることも。
今回、オーナーソムリエのビクトルさんが特別にサーブに入ってくださり
「ウルテリオール」をより味わうためのポイントを
ビクトルさんならではの目から鱗の視点で伝授してくださいました。

【Victor Garcia(ビクトル・ガルシア)】
1982年生まれ、東京都出身。2012年、29歳で代官山に日本発のアロセリア(米料理専門店)として「「SAL Y AMOR / サル イ アモール」をオープン。一般客はもちろん、スペイン大使館や各国からの旅行客などにも支持され、予約なしではなかなか入れないほど盛況だ。また4年連続「ビブグルマン」に掲載されている。
2017年には銀座に2号店「La Panza / ラ パンサ」をオープン。
2019年5月に中目黒に「Bar Portillo de “sal y amor”/バル ポルティージョ」をオープン。

ラパンサの小林シェフは、
このイベントのために
5種のウルテリオールに合わせて、
一皿ずつのお料理を考え、コースを組み立ててくださり、
みなさんに解説をしてくださいました。

【小林 悟(こばやし・さとる)】
学生時代のアルバイトでスペイン料理に出逢い魅力に取り憑かれていく。「分子ガストロノミー」を世に知らしめた『エル・ブリ』が流行り、スペイン料理の幅の広さを知り、すべてを学ぼうとスペインへ修業の旅に出る。しかしビザがなかなか取れず外国人がレストランで働くのは非常に難しかった。たまたま知り合った日本人に『エル・ボイオ』を紹介してもらってから道が開けた。郷土料理をベースにしつつレストランスタイルの皿も提供するこの店での経験が大きな影響を与えたのだ。“おいしい”、これがいちばん。技巧にとらわれ味が追いついていない料理ではなく、おいしくてかっこいい料理を目指す。スペインでは2年間料理の修行を経験。1年をラマンチャのトレド県にあるエルボイオ(ミシュラン一つ星)もう1年をバスクのアスルメンディ(ミシュラン三つ星)


第6回スペインワインと食大学の講師だった、
今回は大学生徒としてご参加くださいました。

すでにブログ記事にも書いてくださいましたよ。


ウルテリオールワインは現在、白1種類と赤4種類の5種類のワインです。
この度エリアス氏がリリースしたUlteriorウルテリオールは、
正光社さんの内海紗良さんが、
ウルテリオールをひとくち味わった瞬間に一瞬で一目惚れしてしまい、
その足でエリアスのワイナリーへ駆けつけたほど。
紗良さんのこのワインへの想いが、
いま日本でこうして皆さんにご紹介できることにつながったのです。

ウルテリオールのことを嬉しそうに話す内海紗良さん。

この食後酒アグアルデンテは、ヴェルムシリーズの食後酒です。
今回の大学のために、アルカンの園川さんが届けてくださいました。
エリアス氏のワインは、
verumヴェルムシリーズはアルカンさんからすでに日本に輸入されていて、
ワインプロフェッショナルにも認められています。

正光社の内海さんと、エリアス氏と、アルカンの園川さん。
皆さんにエリアスの生み出すワインを日本で楽しめるようにお届けしてくださるお二人です。

次回は参加された方々に少しフォーカスしてみます。
どうぞお楽しみに。
【文】スペインワインと食協会 加藤智子
福岡県生まれ。JOSAオリーブオイルソムリエ。1997年より「食」の世界において、調理師、パテシェ、サービス、イベントコーディネイト、企画、広報、PRまで幅広く経験。2009年「食で毎日をもっと嬉しく、人生をもっと楽しく」をテーマにLA PASION(ラパシオン)設立。オリーブオイルのあるライフスタイルを発信し、スペイン食品の輸入、食育やオリーブオイル等の講師、コラムニストとして活躍中。
