「第7回 スペインワインと食大学」REPORTAJE VOL.2 アロセリア・ラ・パンサ

~「ウルテリオール」の夕べ@アロセリア・ラ・パンサ~

Vol.2 「アロセリア・ラ・パンサ」をご紹介します。

 

会場である銀座の「アロセリア・ラ・パンサ」は、代官山のレストラン「アロセリア・サル・イ・アモール」の2号店として2016年1月にオープンしました。

オーナーは、ソムリエでもあるビクトル・ガルシア氏。 サルイアモールグループは、今年5月、中目黒に3店舗目の「バル ポルティージョ・デ・”サルイアモール”」をオープンしています。

 

 

「サル・イ・アモール」が大好きだった私は、「ラ・パンサ」もオープン当初から何度も通うファンのひとり。

可愛いワインカラーのオーニングをくぐり、店内のパリッと白いクロスのかかったテーブルに着き、綺麗に盛り付けられたお皿とワイングラスを見ると『ああ銀座に居るんだな』と、とっても気分が上がります。

ラ・パンサ小林悟シェフの作るお料理は、美しくエレガントです。ベースに郷土料理の筋が通っているのでブレがありません。

見た目がかっこよくてイケているだけでなく、口にすると味は繊細で、実はクラシックな郷土料理で、、、と何重にも美味しい!と嬉しくなるお皿たち。

ラマンチャのエル・ボイオ(ミシュラン一つ星)、バスクのアスルメンディ(ミシュラン三つ星)というスペインの星つきレストランで数年に渡り研鑽を積んだ小林シェフだからできる技。

店名のラ・パンサがスペイン語で「たいこっぱら」を意味する通り、メニューの品数も豊富で、お腹を空かせて行ってもいつも美味しいお料理で満腹になってしまいます。お腹も心も満たされるお料理を提供するのがラ・パンサ流です。

それでいて料金はリーズナブル。

「銀座にいる人たちは此処に住んでいるという方は少なくて、近辺のオフィスで働いていたり用事があって来ていたり、普通の方が多いんですよ。そういう人たちが銀座で食事したいと思っても高い料金を払えるわけじゃないですよね。だから銀座でも、気軽に立ち寄って食べて、満腹になるまで食事を楽しんでもらいたいんです。」

オーナーのビクトルさんはオープンした頃こう話していました。

その言葉通り、翌年にはミシュラン・ビブグルマンに掲載されるという素晴らしい快挙を成し遂げました。(ビブグルマンはミシュランガイドにおける、5000円以下で食事ができる「安くてコスパのよい美味しい料理を提供する店」のカテゴリーです。)

お料理だけでなくワインもコスパが良くて美味しいものからヴィンテージものまでたくさん揃っています。ソムリエでもあるビクトルさんに頼めば、食事に合うワインを、常に最高の状態でサービスしてもらえます。たとえば古酒はデキャンタージュするなど対応してくれるので、どんなシーンでも満足できるお店です。

ビクトルオーナーと小林シェフは、代官山と中目黒の姉妹店にいることも多いですが、ご心配なく。店長の下本地南帆子さんが、お料理からワインまできめ細やかにサービスしてくださいます。

お料理もワインも美味しくて、ペアリングも完璧。気取らずに時を過ごせるお店。

ラ・マンチャ料理を得意とする「ラ・パンサ」は、ウルテリオールのワインとのペアリングディナーにぴったりのお店ですね。

 

さて、前半のエリアスの講座は30分ほどでしたが、ラ・マンチャとワインの話が面白く1時間位に感じるほど充実していました。

真剣に聴講していたせいか喉が渇いてきます・・・

参加者のみなさん同じ様で、ここで乾杯することになりました。

ウルテリオールの白ワイン、アルビージョ・レアルがグラスに注がれ、輸入元である「株式会社正光社ワイン事業部」原田政彦部長から乾杯の挨拶。

正光社さんはイベリア半島のワインに特化したインポーターで、スペイン中のワインを扱っていらっしゃいます。原田さんは年に何度もスペインへ渡航し、現地のワインを知り尽くしているエキスパート。

原田さんのお話も聞きたかったのですが、この時うかつにも写真撮影に気をとられてメモするのを忘れてしまいました・・。原田さんすみません。

正光社の方たちはみんな明るくて素敵な方ばかりなのですが、スペインに留学経験がありスペイン語堪能な内海紗良さんが今回の立役者。

今年の春、スペインでのワイン展示会でウルテリオールに出会い、原田郁美さんと会い、そのままエリアスのワイナリーに足を運んだそうです。ウルテリオールのワインが日本に届けられることになったのは内海さんのアンテナセンスによるものでした。

 

参加している方々も、みなさんそれぞれの分野の第一人者であったり、知識の豊富な方ばかりで、テーブルも華やかです。

ウルテリオールのアルビージョ・レアルで乾杯をすると、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。

 

 

Vol.3は「ウルテリオールとラ・マンチャ 料理のペアリング」です。

協会ライター 堀池麻樹  MAKI HORIIKE

東京出身。大学卒業後、広告プロダクションでデザイナーとして勤務。独立後デザイン会社設立を機にスペイン初渡航。シェリー酒と出会い虜になり、帰国チケットを捨てそのままサンルーカル・デ・バラメダに滞在。以来毎年ボデガを訪問し惚れ込んだシェリー酒のPR活動を続けています。 現在はワインのセレクトショップを運営のかたわら、スペインワインと食事情を各媒体に寄稿。

ワインショップSACRISTÍA 代表。WSET LEVEL 3(英国政府認定)資格保持。C.R.D.O.認定シェリー・アンバサダー。

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