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バレンシア人のパエージャ(パエリア)への熱いこだわり

By 2015-02-062月 10th, 2015FOOD, NEWS

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 バレンシア人のパエージャ(パエリア)への熱いこだわり

 

バレンシア住まいが13年にもなると、郷土料理パエージャ(日本風パエリアと発音したら通じないと思ってください^^;)にも
こだわりが出てきます。もうバレンシア以外では食べようと思わなくなりました。

日本人の私ですらこうなので、パエージャで育ったバレンシアっ子達のこだわりはすごいです。

半年以上前に見つけた記事ですが、面白いものがあったので、ご紹介したいと思います。
題して『歴代非常識パエージャ13例』  ちょっと手間ですが、リンクを開いて写真を見ながら読んでみてくださいね。
http://www.directoalpaladar.com/cultura-gastronomica/las-13-mayores-aberraciones-de-la-historia-cometidas-con-la-paella

1. パエージャにグリーンピースはいらない
これはスペインでもよく見かけるパターンです。が、バレンシア人からしたらあり得ない例。

2. 玉ねぎはパエージャを台無しにする
ちょっと意外ですね。

3. パエジャにチョリソは入れない
これはわかる気がします。見たことないし・・・

4. 海の幸と山の幸は別々がいい
ミックスパエージャは存在しますが、メジャーではありません。

5. 長米は使わない
出汁を吸わないそうです。

6. 豚肉は避ける
バレンシア州の中でもアリカンテやカステジョンには豚肉のリブロースを使ったお米料理がありますが、
リブロースだけが許容範囲のようです。私が住む町は車で20分も行けばアリカンテとの県境があるからか、
リブロースとアーティチョーク、ソラマメのパエージャを食べます。これはなかなか美味なんですよ。

7. パエージャ鍋を使わないならパエージャではない
もちろんですね。
でも、イカ墨の場合はパエージャ鍋を使うのにイカ墨パエージャとは言わず、イカ墨ご飯(arroz negro)と言います。

8. 青いパエージャ
こんな食欲を削ぐパエージャを作る人って滅多にいないと思うのですが・・・

9. 缶入りのアーティチョークは使わない
バレンシア風パエージャにはアーティチョークを入れることがありますが、缶詰め、瓶詰はタブー。私は冷凍物もパスですね。

10. カタクチイワシとほうれん草のパエージャ
組み合わせ的にあり得ないそうなのですが、食べてみたい気がしませんか?

11. ゆで卵やマーブルチョコでデコレートしない
写真は子供用に飾ったパエージャなんでしょうか? ゆで卵にマーブルチョコ・・・、ない方がいいですね(^^;)

12. トマトとパセリのパエージャ
通常よーく炒めたトマト(もしくはトマト缶)は使いますが、こんな風にトマトとパセリと玉ねぎだけを使ったものは
パエージャとは言えないそうです。ふーん。

13. 冷蔵庫の余った食材一掃型パエージャ
バレンシア以外ではありそうなパエージャですが、本場のパエージャの見た目はいたってシンプルです。
日本から来た知人が魚介パエージャを前に「なんか(見た目が)予想と違ってガッカリ」と写真を撮らなかったことがありました。
こちらでは、海老やムール貝が食べたいなら、別に注文します。その方がおいしいですからね。パエージャのメインはお米なのです。

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<この魚介パエージャはお米を薄く敷いてあるので、パリパリした食感が最高でした。>

ここには書いてありませんが、バレンシアでは他地方のように具と一緒にお米を炒めることもしません。
具を炒めて、水分を入れて出汁ができてから十字にお米を入れるのがバレンシア流です。

このサイトをご覧の方ならご存知かもしれませんが、バレンシアで単にパエージャというと、材料は鶏肉、ウサギ肉、
モロッコいんげん、ガラフォン(大粒の白インゲン豆)。これこそが本場のパエージャなのです。これに何か加えるとしたら、
アーティチョークやカタツムリ、ローズマリー。人によっては赤ピーマンも許容範囲と言いますが、私はパスかな。
オススメは、アーティチョークが入ってローズマリーの香りがするバレンシア風パエージャ!! 最高です!!

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<暗かったので色がちょっと悪いのですが、個人のお宅で頂いた中で一番おいしかった具だくさんパエージャ>

ちなみに、薪で炊くのがベストで、その際にはオレンジの薪を使うとおいしくできると言われています。
バレンシアならではですね。

「そんなうるさく言わないで、おいしかったらいいじゃない」という声が聞こえてきそうですが、
バレンシア人には本場のこだわりがあることをご理解くださいませ(^^)

協会ライター 田川敬子

東京都出身。2002年の春に6年 来の夢が叶ってバレンシアで就職。日系企業、地元企業を経て、 現在はマイペースで通訳や翻訳、ガイドブックの仕事のほか、日西企業間のビジネスサポートも手掛ける。また『地球の歩き方』等の旅行関連サイトや日本オ リーブオイルソムリエ協会の会報誌にスペイン情報を寄稿中。『NHK地球ラジオ』等へのラジオ出演経験もあり。JOSAオリーブオイルジュニアソムリエ。

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