【現地レポート】バルセロナワインウィーク(BWW)記念すべき第一回目を終えて
2020年2月3日から2月5日までの3日間、 第一回目となる国際スペインワインの展示会「バルセロナワインウィーク(BWW)」が開催されました。
「バルセロナワインウィーク(BWW)」は、フィラ・バルセロナがアリメンタリア ・エキシビション を通じて推進したもので、バルセロナのモンジュイック・フィラ・デ・バルセロナで、スペインワイン連盟(FEV)、ICEX、およびスペインワイン業界の多くの 機関のサポートを受け、2020年2月に実現しました。
550社を超えるワイナリー 、40のDO(原産地呼称統制委員会)が出展し、 15,000人を超える来場者がバルセロナに集結 、成功の中幕を下ろしました。
「バルセロナワインウィーク(BWW)」の550社の出展ワイナリーの割合は、バルセロナがあるカタルーニャ州が最大、次にカスティーリャ・イ・レオン州、ラ・リオハ州、バスク州、ナバラ州に続きます。自然派や高標高の山のワインなど、小規模生産者も多数参加し、1日、2日では到底回れない ほどのワインをテイスティングし、生産者と商談できる、とても充実した内容の展示会でした。
来場者約15,600人のうち、13%は 54カ国の プロフェッショナル、組織が招待した各国のバイヤーは300人を越え、これから益々国際的で、重要なスペインワイン展示会になる可能性 を感じました。
バルセロナワインウィーク(BWW)会長であり、DO CAVAの原産地統制委員会会長でもあるジャビエ・パジェス氏 は、「私たちは、国際市場でスペインワインの真の素晴らしさを示すショーケースを目指しました 。ワイン業界全てが参加したいイベントになるでしょう。私たちは、正しい道を進んでいます。」 「とても満足している」と、今後に向けてポジティブな感想を語られていました。
また、世界の第一線で活躍する 50人のワインプロフェッショナル: 権威ある米国のワイン雑誌“ワインスペクテーター”編集長のトーマス・マシューズ氏、ソムリエのフランソワ・シャルティエ氏、フェラン・センテルス氏、マスター・オブ・ワインのペドロ・バレステロス氏、ワインメーカーのミゲル&ミレイア・トーレス氏、アントニオ・フローレス氏をはじめとしたプロフェッショナルが、さまざまな テイスティングやプレゼンテーションセミナーを行いました。
BWWガストロノミーエリアでは、バルセロナの人気レストラン:130, D’Aprop, Casa Xica, Monocrom, Xerta, Gresca, Oriol Balaguerが提供する7皿の料理とのワインペアリングを堪能。また、バルセロナ・カクテルアートエリアでの、カクテルと蒸留酒の最新トレンド発表も興味深かったです。
「バルセロナワインウィーク(BWW)」に 実際参加してみて感じたこと
いずれにしても、多くの人々が好感触を感じていたことは確かで、大成功だといえるでしょう。「バルセロナワインウィーク(BWW)」が、今後、二回、三回と継続し、スペインを代表する国際スペインワイン見本市に成長していくことを心から祈ります。
スペインワインと食協会 原田郁美 Co-presidenta de AGE Ikumi Harada
山口県出身。広告代理店でデザイナーとして勤務後、渡西。3年間のバルセロナ生活でスペインワインと食の魅力に取り憑かれる。バルセロナ、東京でWebマーケティング会社勤務後「日本とスペインをつなぐ架け橋」を目指し独立、2011年「スペインワインと食協会」設立。スペインワイン生産者の日本市場進出サポートを行う。2012年に再び渡西。スペイン産ワインと食品に特化した、輸出サポート・プロモーション全般、通訳、デザイン(グラフィック、Web)、執筆を行う。カタルーニャでの現地コーディネート、ワイナリーツアー企画等も行う。WSET ® Level 3(英国政府認定) 。
