こんにちは、スペインワインと食協会の加藤です。
スペインが誇るオリーブオイル。
日本の百貨店からスーパー、コンビニまで
多くのオリーブオイルが並んでいますね。
その中にいつも「スペイン産」があります。
ボトルもさまざまな形があり、
サイズや価格も多く、詳しくない方が自分で選ぼうとすると
圧倒されることもあるのではないでしょうか。
オリーブオイルの品質も、ピンからキリまであります。
「どのオイルを選べばいいの?」
オリーブオイルソムリエでインポーターのわたしは、
販売しているとき、講座を開くたび、
どんな時にも必ず聞く質問です。
「好きなものを選んだらいいと思います」と、
わたしはお返事しています。
好きな味わいで選ぶ、
好きな風味で選ぶ、
あの料理に合わてみたいから選ぶ・・・。
なぜなら、
上質なオリーブオイルなら、
同じ品種のオリーブであっても、
生産される地域や搾油の仕方といった生産者の哲学により、
まるでワインのように風味や味わいが違うからです。
上質なオリーブオイルからなら、
選ぶのは好みの味わいと価格だけでシンプルに選べるのかもしれません。
ただ試食ができる機会が少ないので、
試食ができる売り場に出会ったら、試してみることをお勧めします。
試食販売のスタッフがいらしたら、
質問したら、教えてくれるはずです。
しかし難しいのは、あなたが「本物のオリーブオイル」を選びたいと思うとき。
もし詳しくない方がパッと売り場に行き、
ささっと見つけるにはハードルが高いかもしれません。
ボトルに書いてあることと、中身が違う場合も少なくないと言われているからです。
日本オリーブオイルソムリエ協会の多田理事長が以下のように説明しています。
7/26のFacebook投稿より
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【文】スペインワインと食協会 加藤智子
福岡県生まれ。JOSAオリーブオイルソムリエ。1997年より「食」の世界において、調理師、パテシェ、サービス、イベントコーディネイト、企画、広報、PRまで幅広く経験。2009年「食で毎日をもっと嬉しく、人生をもっと楽しく」をテーマにLA PASION(ラパシオン)設立。オリーブオイルのあるライフスタイルを発信し、スペイン食品の輸入、食育やオリーブオイル等の講師、コラムニストとして活躍中。