フェルミンチョ (2)

フェルミンチョ (2)

西麻布のスペイン料理屋

「フェルミンチョ」の記事、続編です。

 

次はスペイン北部ガリシア地方の定番料理

「水タコのガリシア風」

通常は茹でたじゃがいもの上に茹でたタコのぶつ切りを乗せ

上からオリーブ油、塩、パプリカで味付けします。

今回はじゃがいもに「インカの目覚め」を使用。

鮮やかな黄色とねっとりした甘みが美味しいじゃがいもです。

大ぶりの水タコとの相性も抜群。

仕上げのパプリカパウダーの赤がアクセントになってきれい。

たこ

 

 

次も定番バルメニューの一つ スペイン風オムレツ♬

「トルティージャ」

通常は卵を20個くらい使って直径26cmくらいのフライパンで

ケーキのように厚く大きく焼きます。

具はジャガイモを入れるのが一般的。

スペインでは一日中作って、バーカウンターの上に常温で置いてあり

注文が入るとケーキのようにカットされてお皿に乗って登場。

昔は冷たいままでしたが、最近はレンジで温められて出てくることが多いかも。

 

でも、作元シェフにはこだわりがあります。

「あれって冷たくて僕はあんまり好きじゃないんですよね。

絶対作り立ての方が美味しいです。

だからフェルミンチョでは出来立てをお出ししています。」

 

フェルミンチョでは一般的なジャガイモ入りの他に

塩ダラと赤ピーマン(ピメント)の入ったバスク風もあります。

今日はノーマルにジャガイモ入り。

 

 

トルティージャ

切ってみると・・・

中から半熟の卵液とほかほかのジャガイモが湯気をあげて

トローリと現れます。

柔らか〜い♬

トルティージャ2

 

次もバルの定番中の定番

「アヒージョ」

ガーリックオイル煮です。

 

スペインではニンニクのことを「アホ(ajo)」と言います。

文字だけ読むとなんか関西人になった気分ですよね。

でも「ア」の部分に強いアクセントをつけるので、

発音を聞くとちょっと違います。

 

具材はマッシュルームが一番馴染み深いのですが

砂肝や海老、チキンなど色んな種類があります。

今回は牡蠣とマッシュルームをセレクト。

ニンニク、オリーブオイル、鷹の爪、パセリのハーモニー♬

グツグツしたオイルにパンを浸すと美味しくて止まりません。

シンプルな調理法なだけに素材の鮮度が大事です。

アヒージョ

 

 

 

次はちょっと珍しいところでカネロニ。

作元シェフによると、元々はクリスマスに余った食材で作ったのが

カネロニの起源らしいです。

 

「仔羊と赤ワイン煮込みのカネロニ 秋トリュフの香り」

トリュフの香りにうっとり。

大好きな仔羊の濃厚な煮込みが柔らかい食感です。

 

カネロニ

 

いよいよ最後はメイン料理へ・・・

フェルミンチョ(3)に続きます。

協会ライター 小成富貴子

スペイン輸入セレクトショップ「アイレ」オーナー。上智大学イスパニア語学科卒。在学中スペインへ留学。趣味のフラメンコは週3回踊り、ワイン好きが高じてワインエキスパートを取得。最近は着物と和小物に夢中。働く女性を応援するのが生き甲斐!日本で一番スペイン飲食店を食べ歩いていることでスペイン業界では有名。Miffyの愛称で親しまれている。